子供の頃から自分の顔がコンプレックスでした。少し年の離れた姉がいるのですが、「姉ちゃん可愛いよね」「お姉さん美人なのに・・・」と、いつも姉と比較され、自分の外見が嫌いでした。“可愛い”、“美人”という言葉には縁が無く、初恋というものを経験したものの、全く相手にされませんでした。一言も話せずに終わりました。それどころか、「不細工」とイジメの対象にもなってしまったのです。
高校生になった私は、実家から離れた学校に通うことにしました。都会に憧れていたのと、イジメや暗い自分から決別少したかったのです。しかし、現実は甘くありませんでした。デブ・ブス・くせ毛・メガネの私には、友達もできずにいました。居場所を変えてもまた始まるイジメ。多分、自分自身に問題があるのだろうと考えました。そこから暗い自分を変えようと努力しました。
半年で15キロのダイエットに成功。痩せたら可愛い服が着れるようになりました。ファッションに興味をもつようになり、雑誌でお勉強。メイクも練習しました。美容院でサラサラの髪にもしました。
さらにフェロモン香水というものもつけ始めました。
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少しずつ、自分に自信がついていきます。自信が付くと、人に話しかけるのが怖くなくなり、友達もできるようになりました。
恋愛はというと、バイト先の先輩に告白されるという、私にとっては凄く嬉しい出来事がありました。初めての彼氏でした。
それから、これは未だにハッキリと記憶しているのですが、地元に帰った時に初恋の人に携帯の番号を聞かれたのです。向こうから話しかけてきただけでも驚きなのに、番号まで聞かれるとは思ってもいませんでした。
しかし、「外見が変わったから声をかけてきたんだろうな・・・」という考えになってしまい、引いてしまいました。そこから、「自分は外見でしか見られていないのでは?」という考えが強くなってしまいます。
体型や、メイク、ファッションを維持していましたが、声をかけてくるのは軽い人ばかり。好きとか嫌いの言葉もなく、ホテルに誘われることが多かったです。20代の中頃まで続きましたが、「モテ期」と「道具として見られている」のを勘違いしていたのだと思います。モテたことのなかった私は、かなり調子に乗っていたなぁと後から思い返しました。
もうそろそろ落ち着きたいなぁと思っていた20代後半、今の夫と出会いました。素っぴんもヒドイし、また太ってしまったし、良いところが全部なくなってしまったのではないかと感じていますが、それでも大切にしてくれます(^-^)