最近の異常気象は良く使われる表現で「今までに経験したことがない」と言われるように暑いとなれば体温より気温が高くなったり、雨となればバケツをひっくり返したようなどころではなく短時間で1か月分以上の降水量になったりで、尋常ではないことが普通に起こるようになってしまいました。そこで最近見かけた、違う意味で違和感を感じたお話です。仕事を終えて繁華街を歩いていた時です。夕方近くだったと思います。突然、雨が降り始め、当初は大した降りではなかったのですが、だんだんとかなりのザァザァ降りとなり、傘無しではいられない状況となりました。自分は幸い、携帯のできる折りたたみ傘を持っていたので何とか対処することが出来ました。しかし、多くの歩いている人々は、大慌てで走ったり、雨宿りをしているのでした。そんな中、女子高校生と思しき二人連れが、雨の中を歩いてきます。何と、一人は傘をさしているのですが、もう一人は傘を持っておらずずぶ濡れなのです。それでもお互い何ともない様に話しながら雨の中を歩いているのです。傘を持っている方が持っていない友達を一緒に入れてあげれば良いと思うのですが、何故なのでしょう。恐らく、一緒に入ることを促したのかもしれませんが、遠慮してその申し出を断ったのかもしれませんが、何とも不思議な行動でした。何か現代のせちがらい混沌とした世の中を垣間見たような気がして、気持ちが落ち込みました。友達なら、無理にでも風邪をひくかもしれないからと、半ば強引でも入れてあげるようには思わなかったのでしょうか?小さな傘では二人はいれば二人とも濡れてしまうからと気を使ったのかもしれませんが、それが本当の思いやりなのでしょうか?余計な詮索だと思いましたが、今の若い人達は何とも思わないのだとすればとても寂しい気がしました。
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